【日時】2026年5月29日(金)16:00〜17:00(Online Zoom)
【演者】宗像 典哲 氏(京都大学大学院農学研究科森林科学専攻)
【要旨】
モウソウチクなどのイネ科植物におけるキシランはグルクロノアラビノキシランである。特にアラビノース側鎖に付加するフェルラ酸は、キシラン同士の架橋やキシランとリグニンの結合(LC結合)形成に寄与するとされる。また、リグニンはp-クマール酸によりしばしばアシル化される。しかし、細胞壁形成過程におけるキシランの側鎖構造の形成やリグニンのアシル化、さらにはそれらの分布に関しては不明な点が多い。本セミナーでは、主に免疫標識法により明らかにしたキシラン側鎖構造の分布およびリグニンのアシル化に関して紹介する。さらに、最近行なっている酵素処理による標識変化からLC構造の形成に迫る研究についても紹介する。
【関連論文】
Munekata N, Tsuyama T, Kamei I, Kijidani Y, Takabe K. (2022) Deposition patterns of feruloylarabinoxylan during cell wall formation in moso bamboo. Planta. 256:59.
https://link.springer.com/article/10.1007/s00425-022-03970-8
Munekata N, Karlen SD, Yoshinaga A, Tsuyama T, Smith RA, Guillon F, Awano T, Ralph J, Sugiyama J(2026).
Lignin structural changes and high p-coumaroylation in incipient lignification in moso bamboo. Plant Physiology,
kiag407.
https://doi.org/10.1093/plphys/kiag407
【申し込み方法】
参加をご希望の方は参加登録フォームよりご登録ください。開催日までに視聴用URLをメールでご案内いたします。
参加登録フォーム:
https://forms.gle/rFtmvwdNskaKkc5a9
参加登録締切:2026年5月27日(水)17:00
【お問い合わせ先】
高田 直樹(森林総合研究所 森林バイオ研究センター)naokitakata(at)affrc.go.jp
粟野 達也(京都大学)awano.tatsuya.7z(at)kyoto-u.ac.jp
※※※上記メールアドレスは迷惑メール防止のため、@を(at)に置き換えています。お手数ですが、アドレスを直に編集してご連絡下さい※※※