組織と材質研究会講演会2018のお知らせ


講演会要旨を掲載します。Abstract of symposium

Amir Affan Abdul AZIM Vessel changes in selected naturally grown Dipterocarpaceae and Non-Dipterocarpaceae at Ayer Hitam Forest Reserve, Peninsular Malaysia
大橋伸太 Shinta Ohashi 材の酸素・炭素安定同位体比からみる熱帯樹木の成長特性(Growth characteristics of tropical trees revealed by oxygen and carbon stable isotope ratios of wood)

I. W. Bailey賞授賞式・受賞講演

IAWAのI. W. Bailey Award 2017を渋井宏美氏(北大)が受賞されたので、講演会に先立って授賞式および受賞講演をおこないました

用語集改定について

木材学会の組織用語集と材質用語集について、改定を進めることになりました。
今後、組織と材質研究会を中心に作業を進めていきますので、研究会会員のみなさま、ご協力ご意見をお願いします。
詳細は組織と材質研究会メーリングリストなどで順次おしらせします。

終了しました。


参加者:
講演会 70名
懇親会 63名(社会人34名、学生29名)

日時:3月16日(金)13:30〜16:20

場所:京都府立大学 下鴨キャンパス稲盛記念会館103講義室

<1 木材解剖用語集の改定について>

13:40-14:10
中田了五(森林総合研究所林木育種センター北海道育種場)

<2 講演会 熱帯樹木の材形成:季節性と樹種特性>

14:20-16:20
<企画&司会> 岡田直紀(京都大学)

<テーマ>熱帯樹木の材形成:季節性と樹種特性(Xylem formation of tropical trees: focusing on seasonality and species characteristics)
<趣旨> 林冠を超えて成長する大型の個体の樹齢・寿命はどれくらいなのか、どのような樹種にどのような成長輪が形成されるのかなど、熱帯雨林の樹木の材形成は古くより組織学・材質学関連分野の関心事であった。近年、東南アジアやアマゾンの熱帯雨林に成育する樹木における成長輪の有無や形成周期、構造的な多様性ついて、解剖学的手法や同位体解析により新たな知見が得られている。今回は、その成果について紹介してもらい、熱帯産樹木の材形成に関する研究の到達点や今後の課題を知る機会としたい。

<講演1> 演題:Vessel changes in selected naturally grown Dipterocarpaceae and Non-Dipterocarpaceae at Ayer Hitam Forest Reserve, Peninsular Malaysia
    講師:Amir Affan Abdul AZIM(Petra Malaysia大学)

<講演2> 演題:材の酸素・炭素安定同位体比からみる熱帯樹木の成長特性(Growth characteristics of tropical trees revealed by oxygen and carbon stable isotope ratios of wood)
    講師:大橋伸太(森林総合研究所)

【連絡先】
岡田直紀(京都大学)okad@kais.kyoto-u.ac.jp
佐野雄三(北海道大学)pirika@for.agr.hokudai.ac.jp


<懇親会>

【日時】 3月16日17:30〜19:30頃
【場所】 The宴会 創作和食 平林亭 展望閣 京都駅前店 (050-5281-8413)
     京都府京都市下京区真苧屋町197ブーケガニビル5F
     地図
     地下鉄烏丸線京都駅で降車後、地上にでられましたら烏丸通りを北に進んでください。
     左手に京都タワーやヨドバシが見えます。
     そのまま烏丸七条までお進みいただくと、烏丸七条交差点北東(すき家さんの入ったビル5F)にございます。
     地下鉄烏丸線 京都駅 徒歩2分/JR 京都駅 徒歩3分/近鉄京都線 京都駅 徒歩5分/京阪本線 七条駅 徒歩6分
【会費】 一般5000円程度 学生3000円程度 (人数によって多少変動いたします)
申込先:京都大学生存圏研究所 田鶴寿弥子(tazurusuyako@rish.kyoto-u.ac.jp
申込締切:2月15日