日本木材学会「抽出成分利用研究会」 本文へジャンプ
研究会について

抽出成分は木材を化学的に特徴付ける成分であり、色調、におい、耐久性、耐不朽性、抗蟻性、木材加工時の接着性、楽器の音響特性など、木材の性質と利用に深く関わっています。樹木はセルロースやヘミセルロースの堆積とリグニンの沈着によって骨格が形成された後、心材形成と連動する抽出成分の蓄積を待って初めて生物材料としての完成を見ます。このような樹木形成過程で、抽出成分の持つ意義や役割を解明することは、資源生物学の重要な課題です。

また、木材や樹木の他、松脂・木蝋・漆などの非木材林産物、希少植物を含む草本類・生薬、特用林産物として重要であるキノコを含む森林微生物からの生物活性物質の探索、単離、構造決定、合成、生合成、作用機序研究等を行い、「天然由来の低分子有機化合物(抽出成分)を軸に、化学的あるいは生物有機化学的に重要な学理を明らかにし、それらの成果を応用に繋げる」研究もまた重要です。

「抽出成分利用研究会」では、抽出成分そのものに見られる統一性と多様性にならい、広く会員の意見を集約しながら、抽出成分に興味を持つ会員に役立つ研究会活動を行っています。













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