2020.11.22 組織と材質研究会秋季研究会 フィードバック

2020秋季研究会をzoomを用いたリモート方式にて開催しました。10件の発表,60名の参加がありました。
参加者より寄せられたご意見を以下のように分類してまとめました。次回以降の開催にあたり参考となるよう共有したいと思います。

1)秋季研究会を開催して

<進行について>

オンラインでの進行はとてもスムーズに思いました。事前の資料配布、発表者のトレーニングなどが良かったのだと思います。事前の準備、ありがとうございました。シンポジウムの最後、しっかりと区切った方がよいと思います。休憩は、時間を調整する(遅れを少しでも取り戻す)時間設定がよかったかも。さて、最後のPRWACの案内などですが、研究会としては重要な内容ですが、「12:45~13:00今後の研究会についてのアナウンス」のようにしておかないと、学生や運営に関係ない人からすればよく分からないお話を聞いているだけになっていたと思います。あーでもないこーでもないという話自体はみんなが考えるきっかけになると思いますのでやってよいと思いますが、だらだら感はなくしていきましょう(自戒を込めて)。

休日の9時からで、今回は自分としては参加しやすかったです。学会発表よりも1件あたりの時間が長めだったのは良かったと思いました。会場だと字が小さいとみえないけれどもPC画面だと良く見えました。あって良かったと思いました。

<発表方法について>

思っていたより質問やコメントがもらえて嬉しかったです。一度退出したら、以前のチャットが見られなくなり、少し困りました。

質問は多く出ますが(打ち込みの分)出始めが遅くなりますので、発表時間を短くしてでも質疑応答時間を長めにとるのも手かなと思いました。

発表での画面共有やチャットによる質疑応答はスムーズに行われており、特に問題はありませんでした。

企画・運営ありがとうございました。発表やみなさんからのコメントをいただく機会の重要さを再認識しました。チャットを使った質問について、質問がある人は、「質問があります」ではなく質問内容(簡単にでも)を時間内にチャットに書き込む→発表者はライブでの質疑応答に加えて、後でまとめてチャットに書かれた質問に返答する。という方式をとってはいかがでしょうか。後で(休憩中等)まとめて返答としないと、チャットが混乱する+発表者が次の方の発表をちゃんときけなくなってしまうと感じました。

・タイマーが表示されていたので、残り時間がわかりやすくて良かったです。 
・時間の都合上拾われなかった質問やコメントがチャット上にあったので、発表の時間をもう少し質疑応答に割いてもいいのではないかと思いました。 
・北海道にいながらでも参加できるのはオンラインの利点だと強く感じました。

全体に、ナイスでした。何よりも発表者にとって有意義だったのではないかと思います。方法はこうやるほかないところでしょうか。質問やコメントをチャットで受け付けると、端的・簡潔になってむしろ円滑になるところあるように思いました。

今回のオンラインでの開催が初めての参加だったため、通常時がどのように行われているのかはわかりませんが、質疑応答の際にチャットで挙手制にすることによる整理や、時間を過ぎてもチャットでの回答がされるといった点は素晴らしいと思いました。今回は質問を行いませんでしたが、わかりやすい方法でしたので今後こういった形であれば積極的に質問を行いたいと思いました。

ほとんど通常の対面と変わらないほどスムーズに感じました。発表者が発表後に質問者にチャットで回答すると,発表者の人は他の人の発表を聞く余裕がないのかと思いました。

<若手の発言について>

お疲れ様でした。かなり思い切ったやり方かも知れませんが、学生に座長をしてもらうくらいしないと、学生さんからは質問でないような気がします。あとは同じ大学程度の単位で集まれば、完全に個々がPCの前に座ってやるよりは多少は臨場感が出るかもと思いました。

相変わらず,若い人の発言は少ないのですが,チャット欄に若い人の発言が寄せられていることを望みます。

<運営について>

大学の教員は多忙な方が多いので、運営に森林総研の若手が入っても良いと思います。

<開催について>

システムも安定しており、ストレスなくスムーズに実施できたかと思います。

普段、北海道におり、秋期研究会にはなかなか参加できなかったのですが、オンラインであったため参加することができ、大変勉強になりました。

貴重な知見を広める機会をいただきありがとうございます。質問の方式で不慣れなこともあり今回質問することができませんでした。次回からは積極的に質問できるようにあらかじめチャットに質問を打ちながら発表を聞いていこうと思います。

大きな不便もなく実施できたと感じました.どんな形でも研究内容を交流できるといいと思いました.

興味深いお話が聞けて勉強になりました。オンラインが今は妥当な手段だと思います。

スライドの表示の遅れも特に起こらず、発表者の声も聞き取りやすかったです。質問内容がチャットに書かれていることは特に便利だと感じました。

幹事のみなさん、準備・本番ご苦労様でした。このフィードバックってまとめてから非参加者にもお知らせするんですか?

非常に良かったです。

自分が知らない分野の研究の発表をたくさん聞くことができて、とても勉強になりました。

今回初めて参加させていただきました。私自身、組織、材質に対する知識が不足していると実感し、勉強するにはとても良い機会になりました。聴講することで自分が木材に対してどこまで知っていて、どこまで勉強しなければいけないのかすごく明確になりました。今回、一番印象に残ったのは、今井友也さん方の発表です。私自身がNIR分光法を使った文化財の非破壊測定を研究しているので、とても興味がありました。ぜひ機会があれば詳しくお話をお聞きしたいです。ありがとうございました。

開催どうもありがとうございました。沢山の議論ができて良かったです。

場所の制約がなく参加できるので、今後もオンライン開催を希望します。オンラインの方が勉強したい人にとってはいいかと思いました。


2)2021春期研究会への要望 <開催希望> 何らかの形で、オンラインで開催してくださるとうれしいです。 どんな形でもいいからやって欲しいです. オンラインでもそれ以外?でも開催したほうが良いと思います。 オンライン、対面を問わず、コロナの状況に合わせて2021年の春期研究会も開催してほしいと思いました。 可能なら、Zoomなどでのご発表を期待します。 とくに要望はないですが、機会があれば私も発表できるよう頑張ります。 次回もオンラインで行うのであれば、今回のような形式が良いと思いました。 <次回開催時期> 船田先生のお話にもあったとおり、学会大会時期での研究会開催は厳しいと思いますので、4月になってからやるとかがいいんじゃないでしょうか?やや若手の人に幹事やってもらってテーマを絞って若手の人の講演、学生さんの短い発表とかおりまぜるというのがいいようにおもいます。 盛りだくさんですので,学会期間中はなくてもいいと思います。 大会運営の状況から,3月の学会時の開催は難しいのかと思いました。通常であれば,学会で集まるから研究会も同時にやる,ということでしょうから,集まれないのであれば,必ずしも大会と同時期にやることもないと思います。 これまでは多くが集まる機会に..ということで大会中に開催していたものかと思いますが、遠隔会議であれば、わざわざ大会最終日のくたびれている時にやることもないのかと思います。 <セッションの内容> 意外とオンラインは参加者が多くなる分総合討論向きに感じましたので、問題(現象)を絞ったセッションが盛り上がるかもしれません。 研究会を企画から若手に仕切らせてみるとかいかがでしょう。 海外の研究者の話を聞きたいです。 春期研究会に限定しませんが、今年度中に高部先生の最終講義を開催していただけると良いかと思います。 今後の希望として、「組織と材質」に属する博士課程の学生さんを中心に"超"若手の会を結成して、彼らが話を聞きたい研究者に選定し、講演を依頼し、セミナーを運営するような機会ができると良いと思います。若手の活性化、横の繋がりの形成、博士取得後のキャリアパス形成など、効果が望めると思います。