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日本学術会議木材学研究連絡委員会シンポジウム
「21世紀の展望 ― 循環型社会の実現を目指して ― Part-II」

 循環型社会とは,ものの生産や消費において資源のバランスが保たれ,その過程でゴミを出さない社会である。生物資源の時代を迎えようとするときに,木材の生分解性がうたい文句に終わらないよう様々な方策を講じる必要がある。木材の総合的利用を考えたとき,どこに問題点があるのか?解決する鍵は?等々,関連業界の実状と技術的課題を話し合うことにより,循環型社会の実現を目指して展望を開きたい。
主 催: 日本学術会議木材学研究連絡委員会
共 催: 日本木材学会,日本木材加工技術協会,繊維学会,紙パルプ技術協会,日本木材保存協会,日本包装学会,セルロース学会
日 時: 2000年5月20日(土)14:00〜17:00
場 所: 東京大学山上会館(東京都文京区本郷)
次 第:
(1) 開会挨拶
(2) シンポジウム
Part-Iのレジュメとテーマの主旨説明
木材学研究連絡委員会委員長 岡野 健 氏
@ 循環型社会における技術と課題
東京大学大学院工学系研究科教授 小宮山 宏 氏
A 循環型社会における木材利用
東京大学大学院農学生命科学研究科教授 有馬孝禮 氏
B 木質系バイオマスの熱化学的流体エネルギー化の現状と将来
北見工業大学工学部教授 鈴木 勉 氏
(3) 討論・総括  
司 会: 木材学研究連絡委員会幹事 飯塚堯介 氏
(4) 閉 会
(5) 懇親会(山上会館内食堂)

 なお,講演タイトルについては一部変更の場合もあります。日本木材学会ホームページ(http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/jwrs/)をご参照下さい。

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